鼈甲に螺鈿蒔絵簪のお品になります。菊は吉祥文様(おめでた柄)として昔から日本人に愛される絵柄です。漆で描いた絵の中に、細かく切った薄貝の色を選んで一つ一つ置いていき、金紛を蒔く[螺鈿蒔絵]は、専用炭で金紛を研ぎだす[研出蒔絵]技法の一つで、鼈甲と共に時代を歩んできました代表的な作品と言えます。現在、[蒔絵]は金の高騰、仕上げの速さなどの理由により[平蒔絵]技法が主流になりつつありますが、やはり[研出蒔絵]のお品は金の光沢(重厚さ)がちがいます。螺鈿蒔絵かんざしは髪に挿す事、身につけ動く事により、金の中の細かい貝が上品に光り輝きます。こちらのお品は関東の三大蒔絵師と謳われました 武山 光山 広山、また流派違いますが名蒔絵師である 良生、その中の広山のお品になります。ご検討いただけますと幸いです。
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