本物との出会い
べっ甲蒔絵工房では、主に鼈甲(べっこう)を土台とした装身具(かんざし、帯留め、櫛、ブローチ、ペンダント)等、アクセサリーを販売しております。日本の工芸品は、匠たちの高度な技術の継承により成り立っています。是非、日本の職人たちによる一点一点 丁寧に制作された品物を通じて、本物の品質、美しさ、価値を多くの方々に共感していただければ幸いです。
店主よりご挨拶
この度は、『べっ甲蒔絵工房』サイトへご訪問いただきまして、誠にありがとうございます。
私は、当店の店主であり、また蒔絵師【銘、久生(きゅうせい)】として、主に鼈甲への蒔絵の絵付けをしています。祖父、父の代と引き継がれ、家業として鼈甲業界に古くより携わっております。
私自身の蒔絵の技術は、東京の名螺鈿蒔絵師と謳われた祖父 故 土方吉雄(銘、良生[りょうせい])より継承されたものになります。
継承流派は変わりますが、祖父と共に3大名螺鈿蒔絵師として活躍した武山・光山・広山、その流れを一経氏(一径)が継承しています。
いずれの蒔絵師も、土台としての鼈甲と共に時代を歩んできたと言えるでしょう。
祖父は、祖父の叔父にあたる蒔絵師、土方政一(銘、宝哉)から16歳より蒔絵を習い、その工房では鼈甲装身具(簪・帯留め・櫛・笄・平打ち)、印籠、根付などを、多くの蒔絵師たちが腕を奮っていたと聞いております。私は、そんな祖父の背中を見ながら蒔絵の技術学び、螺鈿蒔絵の技法を習得し、現在に至ります。蒔絵師として伝統工芸のすばらしさを継承しつつ、時代のニーズに合った作品づくりに日々精進しています。
私は、当店の店主であり、また蒔絵師【銘、久生(きゅうせい)】として、主に鼈甲への蒔絵の絵付けをしています。祖父、父の代と引き継がれ、家業として鼈甲業界に古くより携わっております。
私自身の蒔絵の技術は、東京の名螺鈿蒔絵師と謳われた祖父 故 土方吉雄(銘、良生[りょうせい])より継承されたものになります。
継承流派は変わりますが、祖父と共に3大名螺鈿蒔絵師として活躍した武山・光山・広山、その流れを一経氏(一径)が継承しています。
いずれの蒔絵師も、土台としての鼈甲と共に時代を歩んできたと言えるでしょう。
祖父は、祖父の叔父にあたる蒔絵師、土方政一(銘、宝哉)から16歳より蒔絵を習い、その工房では鼈甲装身具(簪・帯留め・櫛・笄・平打ち)、印籠、根付などを、多くの蒔絵師たちが腕を奮っていたと聞いております。私は、そんな祖父の背中を見ながら蒔絵の技術学び、螺鈿蒔絵の技法を習得し、現在に至ります。蒔絵師として伝統工芸のすばらしさを継承しつつ、時代のニーズに合った作品づくりに日々精進しています。
鼈甲の魅力は、軽くて適度な堅さに加え、なんといっても自然が生み出すその美しい艶や色合いにあります。そんな鼈甲を土台にして、職人による蒔絵を絵付けした簪や帯留めは、伝統的な和装に最もふさわしい装飾品だと思っています。日本の伝統的な衣装であるお着物をお召になる際には、ぜひ日本の伝統工芸品でもある鼈甲かんざし・鼈甲帯留めのご使用をお勧め致します。
尚、べっ甲蒔絵工房で販売する商品は私自身が全て検品し、発送致しますのでご安心下さい。 当店で扱う商品は、全国の有名百貨店、鼈甲専門店でも販売しています。オンラインショップでは、当店以外にもYahooショッピングサイトでも販売しております。
- 「江戸べっ甲」2015年 東京都伝統工芸品に指定
- 「江戸べっ甲」「長崎べっ甲」2017年 国の伝統的工芸品に指定
店主の略歴・作歴など
東京都出身、名古屋芸術大学 美術学部 貴金属デザイン科卒業後、螺鈿蒔絵を祖父 故 土方吉雄 銘(良生)師に師事、蒔絵師 銘(久生)として現在に至る
主な作品・受賞等
以降コンテスト等には出品せず、職人としての制作活動のみに専念する。
べっ甲蒔絵工房 店主 土方杉久